ガラスの種類

ガラスにはいろいろな仲間がいます。

用途や使用箇所によって最適化された性質をもった様々なガラスが生み出され、現在の私たちの生活に大きな影響を与えています。 窓ガラスには普通の板硝子であるフロートガラスから最低限の防火性能をもった網入りガラス、トイレやお風呂などプライバシーを求められる場所に設置されることが多いすりガラスなどがあり、これらは普段からよく目にするものであります。

特殊なガラスとしてはペアガラス、複層ガラスがあります。
ペアガラスは二枚のガラスを合わせて間に特殊なフィルムを挟んだガラスです。合わせガラスとも呼ばれます。厚さも一枚のものと変わらず非常にスリムな形状をしています。
また、間に挟むフィルムを変えることで色々な機能に特化したガラスを作ることができます。 例えば防犯ガラスと呼ばれるペアガラスには粘着性のフィルムが挟み込まれています。 これはガラスを加熱した後、圧着されたもので、ガラスを割られた時でも破片が飛び散らないような働きをします。

複層ガラスはさらに高機能なガラスで、ガラスとガラスの間に空気の層を設けた構造になっています。この空気の層は熱伝導率を下げる役割を果たすので、結果外気の影響を受けることが少なくなり、断熱の効果を得ることができます。

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